
やばい、勉強しなくちゃ…
そう思ってはいるけど勉強する時間がなかなか取れないという経験はありませんか?
私もかつてはそうでした。
ではどうすれば勉強時間を確保していくのかが問題になってきますよね。
私はこれまで純ジャパながらTOEICで800点以上のスコアを獲得したり、少なくとも10以上の資格試験に合格してきました。
したがってある程度の勉強時間を確保することに成功していると言えます。
そんな私の結論としては勉強時間を確保するためにはスキマ時間を活用することが最もコスパが高いと断言致します。
自分の生活を見直して勉強時間を確保することも大切なことなのですが、現状の生活のまま勉強時間を確保できればより費用対効果が高いと言えますよね。
もちろん自分の生活を見直して意識的に勉強時間を確保することは大きな効果があることなので、それができるに越したことはありません。
しかし私のような腰の重い人間には新たに時間を確保することはできなかった一方で、後で説明しますがスキマ時間を活用することで、1日2時間もの勉強時間を確保することができたことを身をもって体験しました。
この記事を読むことであなたも今日から勉強時間を増やすことができます。
勉強時間をすでに確保済でかつリスニングの点数を上げたいという方は下記の記事を参照ください。
今日からできる勉強できるスキマ時間6選

というわけで早速勉強に使えるスキマ時間6選を紹介していきます。
※もともとTOEICのスコアを上げるブログなので、内容が英語学習用に偏っている部分もありますがご容赦ください。
個人的にたくさん時間が取れるだろうと思うものから順番に紹介していきますが、あなたの生活スタイルに合うものを是非いくつか試してみてください。
スキマ時間①:電車移動中

1つ目は電車移動中です。
電車は通学や通勤の手段として利用されている方が多いと思います。
どうしても避けることができない時間を勉強に充てることで、大きく時間を有効活用することができます。
電車移動中のスキマ時間の特徴として下記の3点が挙げられます。
- 教科書などの「本」を読める
- 立ちながらでも勉強が可能
- 電車の待ち時間も使える
ただし通学や通勤の電車が満員電車で勉強できないという方は、無理に勉強しようとして周りの乗客に迷惑にならないよう十分気を付けてください。
対策として乗る電車を何本か早めるなどの方法で、まずは満員電車を避けられないかを検討してみてください。
特徴①:教科書などの本を読める
まず1つ目に教科書などの本を読めるという特徴があり、それはつまり語学学習に限らず何でも勉強できるということです。

通学や通勤時間も勉強に充てるなんてしんどいなぁ…
こんな声が聞こえてきそうですね。
はいそうです、かつての私ですw
みなさんもそうだと思いますが、会社に勤めていると取らなければならない資格がでてくる場合がありますよね。
そんな場合に、わざわざ自分の時間や貴重な休みの日を使って勉強するのはなんか負けた気がしませんか?w
「自分の時間や休みの日を使ってたまるか」と思った私は下記のように考えるようになりました。

自分の時間や休みの日を勉強に使うぐらいなら、どうしても避けられない通勤時間を使って勉強するほうがマシだ!
こうして私は通勤の時間を勉強に充てることを決めました。
ただし電車内で本を読んで酔うようなら、他の手段を検討ください。
あくまで勉学や業務に支障が出ない範囲で行うことが大前提です。
特徴②:立ちながらでも勉強が可能
電車に乗った際に座れなかったとしても、立ったままでも勉強できる点が2つ目の特徴です。
それはつまり毎日コンスタントに勉強を進めることができるということであり、計画が立てやすいと言えます。
逆に座れた日しか勉強できなかったとしたら、勉強の計画が立てにくいですよね。
特徴③:電車の待ち時間も使える
駅についてすぐに電車が来れば良いですが、いつもそういうわけにはいきませんよね。
電車を待つまでの間も貴重な勉強時間です。
立ったままでも十分勉強が可能ですし、慣れてきたら

電車が来るまで3分あるから、問題を2~3問解けるぞ~!
この思考に至った時にはもうあなたはスキマ時間を有効活用することに目覚め、効率が悪い時間を過ごすと気持ち悪くなることでしょうw
スキマ時間②:寝る前

2つ目は寝る前です。
寝る前に勉強したら眠れなくなるじゃないかと思う方もいらっしゃると思います。
しかしやり方によっては有効な手段となりますので、是非後述する特徴を参考にしてみてください。
寝る前のスキマ時間の特徴として下記の三点が挙げられます。
- 眠たくなったら寝てしまって良い
- 本を使った学習がメイン
- デジタルデトックスになる
特徴①:眠たくなったら寝てしまって良い
ずばり寝る前に勉強する最大のメリットはこれですw
眠たくなったら寝たら良いのです。
ただしパソコンやスマホ、音声を用いた学習は覚醒してしまう特徴があるので、その対策として下の特徴②と③も是非ご覧下さい。
特徴②:本を使った学習がメイン
上述しましたが、パソコンやスマホ、音声を用いた学習は相性が悪いので注意が必要です。
私の経験上、本を使った学習で且つ難しい本であればあるほどすぐ眠たくなりますw
したがってあまり興味がわかないけど勉強しないといけない分野が最も相性が良いと考えられます。
そのような本を読んでみたら意外に理解できたという結果も良し、やっぱりわからなくて寝てしまったという結果も良しです。
また本が好きな人にとっては、シンプルに読書の時間としても良いと思います。
特徴③:デジタルデトックスになる
ぐっすり眠るために寝る前はパソコンやスマホのブルーライトをカットしたいけど、頭でわかっていてもそれがなかなか難しいですよね。
寝る前は特に無意識にスマホに手が伸びてしまう、そんなときに本での学習をはさむことでブルーライトを避ける手段の一つにしてみて、学習とデジタルデトックスの一石二鳥を狙ってみてはいかがでしょうか。
スキマ時間③:用事と用事の間

3つ目は用事と用事の間のスキマ時間です。
例えば休みの日に午後から買い物に出かけ、夕方から友人と食事やお酒を飲むということもあるかと思います。
時間調整がばっちり合えばそれに越したことはありませんが、買い物が思ったより早く終わってしまい友人との待ち合わせまで思ったより時間が空いてしまった…というケースもあり得ますよね。
そんなときに勉強で時間をつぶすことができれば、学習と時間をつぶすことの両方が叶えられ一石二鳥です。
そんな用事と用事の間のスキマ時間の特徴として下記の3点が挙げられます。
- 無駄がなく充実感やお得感を感じられる
- 基本的にはカフェ等の場所や費用が発生する
- 教材を携帯する必要がある
特徴①:無駄がなく充実感やお得感も感じられる
これは人によるかもしれませんが、本来用事と用事の間の時間をつぶすしかなかったところを、勉強して時間を有効活用できたら充実感やちょっとしたお得感のような感覚が得られます。
これは普段から時間の使い方を意識されている方ならわかってもらえるのではないかと思います。
時間の使い方をちょっと変えるだけでちょっとした満足感を得られたり、自己肯定感が増すように感じられる反面、下記の特徴②や③の負担が発生することも確かです。
一度試してみて良い面も悪い面もわかった上で、充実感が勝る場合は是非生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
特徴②:基本的にはカフェ等の場所や費用が発生する
外出先で勉強できる環境を見つける必要があります。
またカフェなどの場所とコーヒーなどの負担が発生するのは避けられないでしょう。
※長時間の滞在になるとお店に迷惑がかかるので気を付けましょう。
私はカフェで勉強に集中したいときは壁と対面する席を選びます。
お店の外が見える席だと、無意識に動くものに反応して注意がそれてしまいます。
そのため動きがない壁と対面することで、勉強に集中できるのでおすすめです。
特徴③:教材を携帯する必要がある
教科書などの教材を外出時に携帯しておく必要があります。
ただしこれはスマホやYouTubeで学べるものであれば、その負担はなくなります。
私は基本的に教科書などの本の教材が好きなのですが、教材を携帯する必要がないという点においてスマホでの勉強のメリットも強く感じるようになりました。
勉強するモノによりますが、切り替えられるものから順次切り替えていっています。
スキマ時間④:ちょっとした待機時間

4つ目はちょっとした待機時間です。
例えば友人と待ち合わせをしているときに友人から

「ごめん!10分ぐらい遅れる」
のようなLINEが入った時でも、

- 「10分あれば5問ぐらい問題解けるなぁ…」
- 「こないだ勉強したあの部分よくわからなかったから見直してみよう!」
などと「勉強できる時間が増えた」と捉えられたら、イライラせず非常に冷静に待ち時間を過ごすことができます。
そんなちょっとした待ち時間の特徴として下記の3点が挙げられます。
- 数分間で取り組めるようなものが相性が良い
- 待つことが苦痛・ストレスでなくなる
- 教材を携帯する必要がある
特徴①:数分間で取り組めるようなものが相性が良い
個人的には問題を解くのが最も相性が良いと思っています。
特にTOEICで言うとパート5のような1分で1問解けるぐらいのものがベストでしょう。
逆に新たな範囲の勉強をするにはあまり相性が良くないでしょう。
理由は何分で完了することなのか把握することが難しく、中途半端なところで終わる可能性があるからです。
特徴②:待つことが苦痛・ストレスでなくなる
何もせず待っている時間が発生するから、人は待ち合わせに対してストレスに感じるのです。
しかしそこで取り組むことがあったら、話は別です。
一問でも多く解くことができれば、その待ち時間に対してちょっと得した気持ちを得られることでしょう。
特徴③:教材を携帯する必要がある
ネックは教材を携帯する必要があり荷物が増えることですね。
本を持ち歩くならなるべく小さな問題集が最適です。

TOEICで言うとTOEIC® TEST 特急シリーズが小さくて荷物になりにくく、良い仕事をしてくれます。
スキマ時間⑤:徒歩移動中

5つ目は徒歩移動中です。
通学や通勤で駅まで10分以上歩く方におすすめです。
特に通勤の場合は仕事のことを考えてしまって朝からテンション下がりがちなので、歩きながら勉強をすることで仕事に対して気を紛らわすことができます。
もちろん私もこれに助けられていますw
そんな徒歩移動中の勉強の特徴は下記のとおりです。
- 【必須】十分に気を付ける
- 音声学習と相性が良い
- 思い出す練習や勉強の進捗・スケジューリングなど頭の整理も
特徴①:【必須】十分に気を付ける
まずは事故のないように十分配慮することから始まります。
基本的には映像を見るようなものは危険なため避けましょう。
目視ができる状態で十分気を付けながら行いましょう。
特徴②:音声学習と相性が良い
徒歩移動中の勉強は上述のとおり、スマホアプリなどの画面を見るものは危険なので音声での学習がおすすめです。
最近の参考書にはCDや音声データをダウンロードできるものが多く、その音声をスマホなどに取り込んでおき、徒歩移動中に聞くことで歩きながら勉強ができます。
個人的にはキクタンシリーズをおすすめします。

キクタンシリーズをおすすめする理由としては、付属の音声は時間が非常に長いことと単語を覚える単純作業がなかなかに辛いことの2つがあり、つまりかなりまとまった時間を飽きやすい作業に費やしないといけないということなのです。
それならば新たに時間を創出するのではなく、避けられない通学・通勤時間を使ってこなしてしまおうという魂胆です。
取り入れられる状況である方は是非一度試してみてください。
特徴③:思い出す練習や勉強の進捗・スケジューリングなど頭の整理も
うろ覚えの記憶をより強固なものにするためには思い出す練習が効果的です。
一例に過ぎませんが、あらかじめうろ覚えの単語をいくつかスマホにメモしておき、歩いているときにそのスマホメモをチラッと見てそれぞれの単語の意味等を思い出すという作業をするような感じです。
単語に限らず熟語でも文法でも、英語以外のことでも思い出す練習をしてより強く覚えておくことができるので必要に応じて取り入れてみてください。
また勉強の進捗やスケジューリングを行う時間にもできます。
特にスケジューリングに対してペースが早いのか遅いのか、遅いならどこが遅れているのか、全体的に遅れているなら計画が無理があるのではないかなど、直接の勉強時間だけでなく自分との対話の時間をつくることも大切です。
スキマ時間⑥:車移動中

最後の6つ目は車移動中です。
これはすでに取り組んでいるという人も多いかもしれません。
車の運転中は信号待ちの時間にやることがなくイライラしがちですが、そんなときにも勉強の要素を取り入れることで信号待ち=集中して勉強する時間となり、効率良く勉強できます。
こちらも安全を優先して事故を避けることが第一であることから、特徴は基本的には徒歩移動中と同じなので割愛いたします。
スキマ時間の活用効果やメリット・デメリット

ここまで勉強できるスキマ時間6選を見てきました。
次にその効果やメリット・デメリットを紹介したいと思います。
スキマ時間の活用の効果
私の場合は
・通勤時駅までの徒歩20分(往復40分)
・通勤時電車に乗っている時間30分(往復1時間)
・寝る前に20分
を勉強にあて、1日に約2時間の勉強時間を確保できました。
1日2時間ということは、1週間で14時間、1か月で60時間もの時間になります。
それだけの時間を勉強にあてられたら大きな効果が出そうですよね。
また私の知り合いの方で毎日の通勤時間の学習だけで宅建(宅地建物取引士)に合格したという猛者にも出会いました。
そのような結果を聞くと自分にも良い刺激になってモチベーションが高まります。
次にメリットとデメリットを見ていきます。
メリット

スキマ時間を活用するメリットはまとめると下記の3点です。
- 通学・通勤などの避けられない時間を活用できる
- 人によっては1日に2~3時間もの勉強時間を確保できる
- 事前に準備をしておけばわずか5分の空き時間さえも有効活用できる
もし会社や学校から取得するように言われている資格や試験がある場合はもちろん、自分のスキルアップやキャリアアップを狙う上で有利になる資格を自発的に勉強する場合にも大きな効果を発揮してくれます。
デメリット

一方でスキマ時間を活用するデメリットをまとめると下記の3点です。
- 教材などを持ち運ぶものが増える
- 何もしない時間が発生すると、これまで以上にもったいないと感じるようになる
- 人によっては「資格コレクター」などと言われることがある
1つ目の教材の問題はスマホのアプリで代替することで防ぐことができます。
2つ目のデメリットは時間を有効活用する癖が身につくがゆえに起こることであるため良い傾向であると言えます。
私も「5分あれば問題を難問か解けたのに…」と思うことはよくあります。
最後のデメリットについては、ただの「資格コレクター」だとどちらかと言えばネガティブな印象に聞こえますが、仕事でも成果を出せば文脈が変わって「仕事ができる資格コレクター」に変わります。
したがいまして時には資格の勉強、時には仕事の成果を出すための勉強と使い分けて、仕事の成果もどんどん伸ばしていきましょう!
まとめ

いかがだったでしょうか。
スキマ時間を活用することで勉強や仕事のスキルアップにつながることがお分かりいただけたと思います。
転職やキャリアアップを目指している方は是非今回の内容を試して、仕事や人生が良い方向に向かうことを祈っております。
またスキマ時間の活用により学校や職場で他の人と差をつけ、「いつ勉強してるの?」と聞かれたときに是非ドヤ顔で本記事の内容をあたかも自分が考えたかのようにひけらかしてくださいw
またTOEICを勉強している方はよろしければ【各パート別】TOEICリスニング400点勉強法・コツ・対策・参考書もを参照してTOEICの点数アップにご活用ください!
具体的な勉強方法よりもそもそもの考え方や戦略が知りという方は【対策】TOEICリスニング400点戦略・コツ・参考書を参照ください!